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車内で家電製品を使いたい方へ

​電 装 品 F A Q

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​サブバッテリーについて

​サブバッテリーとは?

​バッテリーとは、充電により繰り返し使うことができる蓄電池のことです。

自動車はエンジンを始動するためのセルモーターや、エアコン、ランプ類、カーナビなどの電子機器を使用するためにメインバッテリーから電気を供給しています。一方、キャンピングカーは冷蔵庫や照明など車内で過ごすための電装品を装備しています。これらの電力をメインバッテリーから取ってしまうと、容量を超えてバッテリーが上がり走行に影響が出るといった事態を避けるためメインバッテリーとは別にサブバッテリーを装備しています。サブバッテリーはDC12Vです。

​サブバッテリーの充電方法とは?

​サブバッテリーの充電方法は、大きく分けて3つあります。

1.走行中にエンジンのオルタネーターの発電を使って充電する走行充電。

​ オルタネーターとは、エンジン駆動を利用して車に必要な電力を作って供給する「発電機」のことです。

2.家庭用のAC100Vコンセントから充電する外部充電。

3.自動車の屋根にソーラーパネルを設置して太陽光発電によって充電するソーラー充電。

​充電方法別の特長は?

​●走行充電

走行中の発電によりメインバッテリーを充電している間、サブバッテリーの充電を一緒に行うシステムで、メインバッテリーが満充電になるとサブバッテリーの充電も止まります。また走行する距離が少ない場合もサブバッテリーは充分に充電されません。

ここでは走行充電システムの特性について、気に留めておきたい点をご紹介します。

*近年、自動車は燃費向上のため、エコタイプのエンジンになっています。

          

*エコにするため、燃料を多く消費するオルタネーターの動きを制御する仕組みの車が多くなっています。

          

*制御がかかると発電を止めてしまうため充電も止まってしまいます。

          

*これによりサブバッテリーが十分に充電されない可能性もありますので、ボルトメーターで必ず確認しましょう。

●外部充電

外部充電は、ご自宅やRVパークなどに設置されている家庭用AC100Vコンセントから充電をする方法です。

いちばん確実な充電方法ですので、車の使用前後や使わない期間は必ず外部充電することをお勧めします。

●ソーラー充電

自動車の屋根にソーラーパネルを設置して、太陽光発電によリ充電​する方法です。

キャンプや釣りなどで一ヶ所に留まりエンジンを停止していても充電が行なわれるので、外部電源を取り込めない環境にも役立ちます。またバッテリーは自然放電します。2週間以上車に乗らないなど、うっかりバッテリーを空にしないためにも太陽が当たれば充電されるソーラーパネルはおすすめの充電方法です!

​サブバッテリーの重要性

キャンピングカーにはサブバッテリーが大変重要です。サブバッテリーの電圧が下がると電装品を稼働出来なくなったり、空に近い状態にしてしまうとなかなか満充電にならず、バッテリーへの負担も大きくなり故障の原因にもなりますのでバッテリーは「空にしないこと」が大切です。また近年では「リチウムイオンバッテリー」が注目され主流になりつつあります。従来の鉛バッテリーに比べ価格が高いというデメリットはありますが、蓄電量が多く放電能力が高いことや重量が軽く寿命も長いなどメリットも多いので、今後ますます注目されるバッテリーとなっています。

​インバーターについて

​インバーターとは?

​インバーターとは、車のサブバッテリー電源DC12Vを、一般家庭用電源AC100Vに変換してくれる機械です。

一般家庭用の電化製品(家電)を車内で使用するには、DC12VをAC100Vに変換しなくては使うことができません。代表的な家電として電子レンジやテレビ、電気毛布などを使うためにインバーターが必要になります。また冷蔵庫やクーラーにはDC12Vを使える機種もありますので、その場合はインバーターを経由せずサブバッテリーに直接繋いで使用することが可能です。

​インバーターには3種類のタイプがあります

​電気には波形があり、インバーターから出る波形には●正弦波、●擬似正弦波、●短形波、の3タイプがあります。

このうち家庭用の電気と同じ波形が正弦波(サイン波)という波形で、例えば電気毛布など温度が調整できるマイコン制御の電化製品や、パソコンの使用が可能です。

​インバーターの選び方

インバーターには350Wや800W、2000Wなど様々な容量があります。室内照明やモバイル機器の充電、テレビなど消費電力の少ない機器のみを使う場合には350Wのインバーターを、電子レンジや電気ポットなど出力が700W前後の大きな電力を消費する家電を使用する場合には1500W以上のインバーターを選びます。また電子レンジや電気ポットなどの熱を発する家電は、起動時や温め始めに出力の数倍の電力を消費しますのでインバーターを選ぶ際は、余裕を持った大きめのインバーターをお選び頂くことをおすすめします。

​電装品まとめ

​軽キャンピングカーにおいて、サブバッテリーの電力を使って家電製品を稼働させる場合は、計画的に使うことが大切です。出力容量に合わせてインバーターを用意すれば家電を使うことは出来ますが、出力の大きな家電は連続で使用すると電圧を一気に低下させてしまいサブバッテリーにかかる負荷も大きくなり故障の原因にもなります。連続使用は避け、サブバッテリーの電圧を確認しながら慎重に使いましょう。また軽自動車の発電量には限界があります。AC100V電源を利用できるオートキャンプ場やRVパークでの家電のご使用は外部電源を利用し、サブバッテリーはこまめに充電をおこない空にしないよう努めましょう。

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